方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


卵巣嚢腫とはどういう病気なのか③

前回からの続きです。

前回は、牧野つくしがF4とトラブルを起こしたという話でした。
その結果、赤札を貼られてしまう。
そして、学校中からいじめられてしまうというお話をしました。

ウソです。
してませんね。
テキトーなこと書いて、ごめんなさい。

前回は、かかりつけ医から、紹介状を書いてもらって、日赤で診てもらったという話でした。
で、日赤に行っても、すぐに手術ではなくて、まずは検査があるというお話でした。

で、妻の場合ですが、一回目の手術の時は、

・腫瘍が10センチを超えていた
・茎捻転を起こしていた

というのがあって、すぐに手術をしています。
で、結局、三回手術をしているけど、今のところは全て皮様嚢腫(良性)です。
今も、元気に生活しています。

それで、この卵巣嚢腫の手術の方法は、「腹腔鏡下手術」と「開腹手術」の二つがある。
で、平たく説明すると、次のようになる。

「腹腔鏡下手術」・・・腫瘍が小さい場合にとられる手術方法
「開腹手術」・・・・・嚢腫が大きい場合にとられる手術方法

まずは、腹腔鏡下手術の方から。

この手術は、身体の三か所に穴を開けて行い、その穴から腫瘍を取り出す手術。
三か所の内、一つはおへそ。
で、そのおへその穴から、腫瘍を取り出す。

それで、この手術方法の最大のメリットは、お腹を切らないこと。
お腹を切らずに、ちょちょっと穴を開けるだけなので、身体への負担が楽なんだそう。
当然、傷跡も残らない。

またね、入院期間も5日~1週間程度。
これ、開腹手術と比べたら、だいぶ短いんです。
へたしたら半分ぐらいの期間ですよ。
つまり、卵巣嚢腫の手術をする場合、腹腔下鏡手術の方が、絶対に楽なのね。
ただ、そのためには、腫瘍が小さい内にする必要があるんだけど。

で、一方の開腹手術。
これは、下腹部を切って、腫瘍を取り出す手術方法。
痛そうですね。。。
当然、傷跡は残る。

まー、僕なんか、「開腹≒切腹」と思っているので、怖すぎるんですけど。。。
しかも、手術をしたことがないから、余計に怖いんですけど。。。
ぜったい無理だって。

で、僕の妻は、卵巣嚢腫の手術を三回している。
で、腹腔鏡下手術と開腹手術の両方を経験している。
それで、開腹手術の時の傷跡が、下腹部に7センチ程残っている。
入院期間も、開腹手術の方がだいぶ長かったはず。
しかも、手術後の痛みもすごくて、退院後もしばらくは痛みがあったとか言っていたと記憶している。
そう考えると、開腹手術って、本当に良いことないよね。

それで、入院・手術をする際には、病院から色々と入院・手術に関する説明がある。
入院・手術をしたことがある人なら分かると思うけど。
でね、この説明って、手術を受ける本人だけでなく、同居の親族も受けることになる。
実際、僕も、妻の手術の際には、一緒に説明を受けている。

それで、いざ、入院・手術となると、色々と準備物もある。
で、ここからは、準備物について簡単に書いていきます。
また後で、細かく予定なので、ざっくりとですが、次の三点について。

◆書類関係
◆健康保険限度額適用認定証
◆手術に必要なもの

◆書類関係
ここでいう書類関係とは、同意書のたぐい。
たとえば、

・手術の同意書
・輸血の同意書
・麻酔の同意書

など。
他にもあったかもしれないけど、今、思い付くのはこのあたり。
で、この手の書類には、患者本人だけでなく、同居の親族のサインも必要となる。
また、病院保管用と本人保管用の二部あるので、二部ともサインをする。

◆健康保険限度額適用認定証
うーん、名前が長い。。。
これ「けんこうほけんげんどがくてきようにんていしょう」って読みます。

漢字が多くて感じわりぃーですね。
すみません、スルーしてください。。。

で、これがどういうものかと言うと、「病院代が、ぐっと安くなる」という魔法のアイテム。
こう書くと、「健康保険証と同じじゃん。何が違うの?」って思う人がいる。

健康保険証と健康保険限度額適用認定証。
似ているようで、だいぶ違う。
健康保険証を提示すると、病院代は3割負担に抑えられる。
ところが、さらに健康保険限度額適用認定証を提示すると、さらに安くなる。

で、ふつーだと、退院日に会計をして帰ることになる。
だから、それまでには、健康保険限度額適用認定証が手元にあるようにしておきましょう。
で、この辺の手続き(書き方)は、チョー簡単。
で、同居の親族がいるのなら、その方に頼むのが良いかと。

ちなみに、この申請書は、病院でもらえるはず。
もし、もらえなかったとしても、ネットからダウンロードすれば入手できるので。

◆手術に必要なもの
これについては、入院前に、「入院のしおり」みたいなものをもらうのね。
で、その中に持ち物について書かれてあるので、それを確認する。
あと、さっきも書いたけど、「健康保険証」と「健康保険限度額適用認定証」は必須だから。

あと、必要なものとしては、自分の代わりに動いてくれる同居の親族。
まー、最悪、同居じゃなくてもいいけど。
まず、本人が手術中の間は、身内が必ず待機しておく必要がある。
また、本人に代わって、忘れ物を取りに帰るとか、他に必要なことをするとか、とにかく本人の代わりに色々と動いてくれる者が必要になるので。

で、一番最後に、かかった費用。
、妻の3回目の手術を例にして書くと、腹腔鏡下手術、皮様嚢腫(良性)、5日入院。
健康保険限度額適用認定証を提示することで、お値段、なんと・・・

60,480円でした。

今回はこの辺で。

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