方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


自分の棚卸し~たまには自分のことを知ろう

えーっと、今回は、自分の棚卸し。

棚卸しと言うのは、在庫管理のこと。
どーゆー仕事でも、在庫管理と言うのは、地味に大事な仕事。
まー、雑用扱いされることも多かったりするけど。。。

それで、僕は、決して、在庫管理の話をしたいのではない。
今回は、自分自身の棚卸し、自分自身の在庫管理ができていますかって話。
自分の長所、短所、スキルなどを、ちゃんと把握できていますかということ。

これね、職務履歴書の作成についての就職支援セミナーを受けた時だった。
講師の先生がね・・・

こんな時(失業中)ぐらいしか、自分を振り返ることはないので、ぜひこの機会に自分を振り返って、自分の良いところをいっぱい見つけてください。

しっかり振り返れば、何かはあるんです。

ちょっとしたことでもかまいません。

別に誰かに言う必要もないので、こんなの恥ずかしいかなって思うこともないですよ。

もし、ないのであれば、それはないのではなくて、単に見えていなかったり、あなた自身がそのことに価値を見出していないだけです。

自分の良いところをいっぱい見つけてください。

確か、こんなことを言っていた。
で、ここだけを切り取ると、就職支援セミナーというよりも、怪しいセミナーという感じがしないでもない。
一応書くと、会場はハローワークだった。
判子や壺を買わされることもなかった。
多分、変なセミナーではなかったはず。

先生もね、失業者を相手にしているせいか、とても優しい。
とにかく、前向きになるようなことを言ってくれる。
決して上から目線ではない。

それで、僕も、自分の棚卸しについて考えてみた。
でも、これって、意外と難しい。
僕だって、一応だけど、色々な業務をしてきた。
仕事上の経験とかスキルを、一応だけど、あると思っている。

でも、自分ではそう思っていても、相手からすると「そんなの大したことねー」と思うかもしれない。
有吉なんかがいたら「お前の仕事、クソだからな」って言うかもしれない。
※有吉さん、ごめんなさい。勝手に名前を出して。。。

自分の良いところ・・・
僕の場合、顔のかっこよさだけで生きてきたから、それ以外に自分の良いところがないんだけどね―
なんて思うこともなく、真面目に自分を振り返ってみた。

すみません。
僕の話は、ここでストップ。

話を戻して、自分の棚卸しが大事な理由。
これは、一つには、自分のことを知るということ。
で、もう一つには、職務経歴書(今回は職務経歴シート)を書く際の材料にするということ。
一応、こういった理由がある。

それで、自分の棚卸しの大まかな流れについて書くと、次のような感じとなる。

①職務経歴や職務能力の把握
②自分の強みの抽出
③職務経歴シートの作成

①職務経歴や職務能力の把握
まずは、自分の職務経歴を振り返ることからはじめる。
例えば・・・

・どこの会社で、なんという部署で
・どういった内容の仕事をして
・どういった結果を出せたか

という点から振り返ってみる。
また、次のような場合、

・会社から賞をもらった(業務改善、QCサークルなど)
・不具合を10分の1に減らしたという実績
・特許の提出
・レジの際の手際の良さ、袋詰めとかで検定(級)をもっている
・クオリティーキーパーとしての実績がある

これは、十分なスキルとなるので、丁寧に思い出して欲しいとのことだった。

②自分の強みの抽出
これは、特別な能力や資格に限らなくていいそうです。
例えば、

・良い人脈を持っているとか
・仕事に対する情熱がある
・行動力には自信がある

といったようなものも含めて、自分の強みを抽出して欲しいとのことでした。
ポイントは、ちょっとしたことでも、「それを強みと思えるか、強みに変えられるか」ということだそうです。
例を挙げると、次のような感じ。

●「会話のスキルを持っている」場合
たとえば、言葉の使い方や話す内容でお客様の印象がぐっと変わることを知っているという場合は、会話のスキルを持っているということになる。
また、似たような内容として、相手とのトラブルを話し合いで解決したという実績がある場合は、合わせて交渉力があるとなる。

●「豊富な知識を持っている」場合
例えば、大規模の小売業だと、正社員は定期的に異動することが多い。
すると、正社員よりもパートやアルバイトの方が、その店舗に詳しいということも出てくる。
この場合は、正社員に負けない豊富な知識を持っているとか、現場をよく知っているということになる。

●「教育力を持っている」場合
例えば、人に説明したり教えたりすることが上手だったり、長年、教育係をしてきた人だと、教え上手だとか、教育力があるということになる。

③職務経歴シートの作成
以上の内容を、職務経歴シートに落とし込んでいく。

書式は自由だけど、僕が就職支援セミナーで習ったのは、次のような感じ。

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