方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


資格取得④~僕がおすすめする資格

前回からの続き。

そして、資格取得の最終回。

●僕がおすすめする資格
今まで、資格取得について色々書いてきました。
それで、今回は、僕がおすすめする資格について。

正直、僕がおすすめするって言っても、おせっかいな話。
それこそ、僕の独断と偏見。
いつも書いているけど。

で、そこを、あえて、書いてみる。
僕がおすすめする資格は、次の五つ。

●簿記検定
●行政書士
●社会保険労務士
●危険物取扱者
●TOIEC

●簿記検定
これは、経理をする上で良い資格だと思う。
正直、僕は、事務の資格ってクソみたいな資格ばかりだと思っている。
でも、簿記は、経理でなくても、持っておいて損はないと思う。
僕は、簿記はもってないけど。

但し、この簿記検定、主催者に応じて、いくつかあるらしい。
※難易度は、試験ごとにバラバラとなる。

・日商簿記検定試験(日商簿記)
・簿記実務検定試験(全商簿記)
・簿記能力検定試験(全経簿記)

ちなみに、簿記検定は、税理士や公認会計士などの登竜門的な資格としても位置付けられている。

●行政書士
法律系の資格としては、最も一般的な資格。
たいてい、法律系の資格を目指す場合は、宅建、行政書士からスタートすると思う。
この行政書士だけど、独立開業ができる資格としても有名。
だけど、それは、資格を扱う会社が言っているだけという話もあり。
今の時代、どの資格を取っても、独立開業は難しいと思った方が良いかと。

ただ、法律(六法)を広く浅く知るのであれば、行政書士は魅力だと思う。
その意味では、日常生活で実用的な資格と言えると思う。

さらに、行政書士の魅力を書くと、ダブルライセンスとしての相性が良いところ。
ありがちな例で行くと、

・行政書士と社会保険労務士
・行政書士と司法書士
・行政書士と税理士

など。

ちなみに、税理士資格があると、行政書士にもなることができる。
あと、受験資格がないのも、行政書士の魅力だろうか。
行政書士、司法書士などは受験資格がなく、誰でも受験することができる。
一方、弁護士、税理士、社会保険労務士などは、受験資格を満たさないと受験することができない。

●社会保険労務士
行政書士と同じで、法律系の資格として、独立開業ができる資格の一つ。
一般的には、行政書士よりも格上の資格として認識される場合が多い(はず)。
こう書くと、行政書士の先生から怒られるかもしれないけど。。。

社会保険労務士だけど、いわゆる八士業(※)に含まれる資格(士業)だけど、世間からの知名度はかなり低い。
例えば、行政書士、弁護士、税理士は知っていても、社会保険労務士は知らないって人、ふつーにいる。
昔、あるドラマで、社会保険労務士が犯人として疑われたことがあったが、その際、社会保険労務士という職業を完全に間違えて説明をしていた。
まー、こんなもの。

※八士業:弁護士、弁理士、税理士、行政書士、司法書士、社会保険労務士、土地家屋調査士、海事代理士

それから、社会保険労務士の魅力を書くと、生活密着型の資格である点。
例えば、行政書士は、一般法(憲法、民法、商法、行政法、会社法)を扱う。
それに対して、社会保険労務士は、特別法(労働基準法、労働安全衛生法、雇用保険法、労働者災害補償保険法、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法)を扱う。
どちらも法律を扱う点では同じ。
しかし、社会保険労務士の場合、雇用、労働、労災、医療、年金など、生活に密着した分野を扱うところが、この資格の魅力ではないかと思う。

最後に、冒頭で、「独立開業ができる資格の一つ」と書いたけど、独立開業していなくても使える資格だと思う。
実際、社会保険労務士は、開業型、非開業型(勤務型)の二つのタイプに分かれている。
開業していなくても、会社内での活躍することもできなくはないが、手当が付くかどうかは会社による。

●危険物取扱者
簿記検定、TOIEC、危険物取扱者の三つは、資格の御三家。
僕が、勝手にそー言っているだけだけど。
ただ、僕自身は、この危険物取扱者は、まーまー使える資格だと思っている。
特に、製造業だと、必須の資格だ思う。
実際、僕は、製造業で働いたけど、この資格のおかげで色んな仕事を経験することができた。
まー、雑用扱いだったけど。
仕事も、僕も。。。

ちなみに、この資格、ガソリンスタンドだと手当が付く場合が多いと思う。
但し、僕の場合は、一円も手当は付かなかった。
このあたりは、会社にもよると思うけど。。。

あと、この危険物取扱者だけど、乙種は、危険物の種類によって乙1ら乙6に分かれている。
で、一番、重要度が高いのが乙4となる。
また、乙1から乙6の全部が合わさると甲種となるけど、可能であるなら最初から甲種を狙いたいところ。
乙1から乙6の全範囲が対象となるので難易度は上がるけど、きちんと勉強すれば一発合格はできるはずなので。

●TOIEC
僕がおすすめする資格ですが、最後はTOIEC。
会社で働いていると、思いがけない仕事を振られることがある。
僕の場合は、少しだったけど海外顧客対応をしたことがあった。
具体的には、CSRとISOに関する仕事。

少し話はそれるけど、CSRとISOを真面目にやっている会社ってあるのかね?
どこの会社も、質問が来たり、監査の時期になると大慌てで対応するだけなじゃないの?
だいたい、ISOを取得していても、ダメな会社っていっぱいあるし。

で、話を戻して、海外顧客対応だけど・・・
当然、英語。
全く分からない。

で、仕方がないから、英語を日本語に訳す。
一旦、日本語で回答を書く。
それを英語に直して回答を送る。
こういう二段階右折みたいなやり方をしていた。

で、こういうちょっとした苦労をしたことがあって、せめて英語ぐらいは話せた方が良いかなと思っている。

ちなみに、仕事を通じて知り合った外国人(欧米がメイン)だけど、ほとんどの方が母国語、英語、あと一つの言語と三か国語を話せていた。
僕が聞いた範囲では、特にヨーロッパは、数か国語話せるのがふつーだって言っていた。
しかも、日本語は下手くそって言いながら、一応、それなりに話せているし。
但し、中国人が日本語を話すと、本当に下手くそだったのは何でだろうか。。。

今回はこの辺で。

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