方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


プロ野球~おもしろ解説

プロ野球の解説は、解説者によってカラーがある。

江川卓さんは、世間では、理論派だと言われている。
福本豊さんは、深く考えずにそのままをコメントする感じ。
落合博満さんは、ほとんど褒めない。
掛布雅之さんは、あまりダメ出しをすることがなく、言い方が丁寧とか。

それで、どの解説もそれぞれ面白いんだけど、僕は、打者心理とか投手心理なども話してくれるとうれしかったりする。

これは、解説者でなくて監督の時の落合博満さんの言葉だったか。
詳しい状況は忘れたけど、ノーアウト満塁だったか。
ここで、バッターが内野ゴロでダブルプレーとなる。
で、ダブルプレーの間に一点が入る。
で、ツーアウト三塁となる。

落合監督、この場面は、ダブルプレーで一点で問題ないという。
もちろん、状況にもよるんだろうけど。
一番ダメなのは、三振と内野フライ。
ダブルプレーでツーアウトになっても一点は入る。
しかも、この流れでツーアウト三塁になると、ワンアウト満塁と比べて、次の打者が楽にバッターボックスに立てるという。
打者心理とはそんなものだと。

最近だと、藤川球児さんの解説が、投手目線で良いんだとか。
いわゆる組み立てを解説してくれる。
一つ一つの球に、どういう意図があるとか。
この球を見逃されたことで、投手は、こう考えることになるとか。
この場面では、このボールから入って、見せ球はこれで、勝負球はこれが良いとか。

それで、ここからは、ユニークなプロ野球の解説を集めてみた。
有名なのもあるけど。。。

●関根順三①
関根さん:そろそろ、覚せい剤が欲しいねー
実況アナ:・・・? あっ、起爆剤ですね?
関根さん:それね(笑)

●関根順三②
関根潤三「三連戦の初戦、何が何でも落とせませんよ。」
関根潤三「三連戦の真ん中、何が何でも落とせませんよ。」
関根潤三「三連戦の最後、何が何でも落とせませんよ。」

●関根順三③
ピンチの時にマウンドに向かうと、ピッチャーの足を踏みつけていた。
そして、「ここで打たれたら怒るよ」と笑顔で言う。
※ちなみに、ギャオス内藤、川崎憲次郎がよくやられていたとか。。。

●福本豊①
実況アナ:あっと、ここで、デッドボール。この場面、当たったバッターより当てたピッチャーの方が痛いですね。
福本さん:いやいや、当たった方が痛いよ。いっぺん当てたろか?

●福本豊②
実況アナ:「阪神が4点リードされていますが、ここからどう攻めたらいいでしょうか!?」
福本さん:「まず4点取り返さなアカン」

●福本豊③
実況アナ「タイガースが、またもや3連勝ということで、本とにこの力、本物ではないかという声が・・・」
福本さん「いやいや、本物ですよ。今年はね、あのー、ずっと最初から言ってますけどね、最後まで分かりません。」

●長嶋茂雄①
徳光さん:江藤のホームラン、あれは凄かったですね。
長嶋さん:あの江藤のホームランはね、あれはもう、凄さじゃなくて凄みですね。

●長嶋茂雄②
(ノックアウトされた入来に対して)
入来、お前は何をやってるんだ、お前は。いつも一緒じゃないか、お前は。しっかりやれ!
名前は、君なんだっけ?

●長嶋茂雄③
(ナイスピッチングをした入来に対して)
いやー、入来がよう投げてくれましたねー。133(球)。もう、球威劣らず、制球乱れる・・・最高の投球内容でした。

●川口和久
実況アナ:次は、何を投げますかね?
川口さん:真っすぐか変化球でしょう。

●初芝清
実況アナ:ここで、渡辺俊介がリリーフとして出てきましたが・・・
初芝さん:いやー、これは、驚きというよりはサプライズですかね。

●掛布雅之
今のは、外角ボール球から、ボールになる、ボールでしたね。

●達川光男
達川さん:「この・・・エート・・・アルバ、ラ・・・アルバラ、・・・ア、アル・・・
実況アナ:「アルバラデホですね」
達川さん:「アルファロメオがね・・・」

●小早川毅彦
(ノーアウト1、3塁の場面で。)
ここで、ヒットを打てば、点が入りますよ。

●吉田義男①
(バッターボックスに山田勝彦が入った場面で)
当たれー!!
※一応書くと、山田さんは阪神のキャッチャーだったけど、恐ろしぐらい打てなかった。
それで、解説をしていた吉田義男さんはデッドボールでもいいから1塁に出ろという意味で、思わず「当たれー!!」と叫んだとか。

●吉田義男②
ボール球を振ったらあきません。

●川藤幸三
実況アナ:ノーアウト満塁でバッターボックスに立つというのは、どういう心境ですか?
川藤幸三:ここは黙って見守りましょうや。

●鎌田実
実況アナ:今の久慈はファインプレーでしたね。
鎌田さん:バッティングもこれぐらい良いといいんですけどね。

●岡田彰布①
実況アナ:さー、ここで、バッターボックスにはバルディリスが入りましたね。
     代打、バルディリスですね。どうですか、岡田さん?
岡田さん:あのね、ここね、バルやないですよ。バルやないですよ。
実況アナ:バルじゃない?えー、バルじゃない。バルディリスじゃない・・・
岡田さん:バルやないですよ。ここ、ミツですよ。
実況アナ:バルじゃない・・・ミツ。あっ、つまり、バルディリスではなく・・・
     えー、右の代打、高橋光信を使えと前監督岡田彰布さんはおっしゃっているわけですね?
岡田さん:そうゆうてるやんか!バルよりミツで分かるやろ!?

●岡田彰布②
実況アナ:さあ、バッターボックスには左の代打、葛城が入りましたね。
     前監督岡田彰布さん、この真弓采配はいかがでしょうか?
岡田彰布:あのね、ここね、ラギやないですよ。ここ、ヒーですよ。
実況アナ:ラギではなくヒー?つまり、ラギこと葛城育郎ではなく・・・
     ヒーこと桧山進次郎を使えと前監督岡田彰布さんはおっしゃっているわけですね?
岡田彰布:分かるやろ!それで!ラギよりヒーで分かるやろ!


今回はこの辺で。

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