方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


ハローワークについて②~僕のハローワークデビュー

前回からの続き。
今回は、ハローワークの第2弾。
で、僕のハローワークデビューについて。
いやー、僕のハローワークのデビュー戦だけど、楽勝だった。

そもそも、最初から最後まで、一つの会社で勤め上げた場合、一回も行かなくてすむところ。
あるいは、転職したとしても、前の会社を辞めてすぐに次の会社を見つけたのなら、一回も行かなくてすむところ。

で、僕は、最初、ハローワークという所に不安を感じていた。
そもそも、警察を筆頭に、役所関係は好きではない。
で、一応、罠にかからないようにという感じで、慎重に行ってみた。
まー、罠はなかった。
安心した。

それで、僕が、初めてハローワークに行ったのは、五月の連休明けだった。
連休明けのせいか、かなり混んでいた。
建物の中に入ると、すぐに受付があった。
そこで、「失業したのでハローワークに来たんですが・・・」と言うと、受付の人もだいたい分かっているようで、すぐに対応をしてくれた。

空いてる席に案内される。
次に、求職申込書を渡される。
「この用紙を埋めていって下さいね」と言われた。
少し、書き方が分からない部分もあったけど、丁寧に教えてくれた。

そう。
ハローワークの人たちって、意外と良い対応。
基本、良い対応なのね。
それでも、たまーにというか、一人だけ、嫌な感じの人がいたけど。
何て言うの、ちょっと言葉がおかしいというか。
決して、相手は外人ではない。
こっちだって、丁寧に、少し下手に出てるのに、「なんか、今、上から目線?」と思ってしまう人がいた。

ハローワーク、昔は、公共職業安定所と呼ばれていた。
略して職安。
ちなみに、ハローワークは略してハロワ。
僕の勝手なイメージだけど、公共職業安定所って、何となく鬱蒼として、失業者で溢れかえっているイメージがあった。
でも、今では、建物もスタイリッシュな感じだったりして、昔とはだいぶ様相が違っている。

ハローワークだけど、会社を辞めた後、できるだけ早く行った方がいい。
最短、会社を辞めた翌日でもOK。
なぜ、急いだ方が良いのか?
理由は簡単。
早く行った分だけ、早くに失業保険をもらえるから。
とにかく、失業保険をもらいたいなら、ハローワークに行かないと始まらないのね。

例えば、会社を退職する。
この場合、無条件で7日間の待期期間が入る。
そして、もし、自己都合退職をした場合だと、さらに、3か月間の給付制限期間が入る。
つまり、自己都合退職の場合、会社を辞めて、初めてハローワークに行った日から、最低でも3か月程度経たないと、失業保険をもらうことはできない。

ちなみに、僕の場合。
初めてハローワークに行ったのが5月6日。
そして、1回目の失業保険の振込があった日が8月19日。
だいたい、3か月半後になっている。

だから、会社を辞めた後は、早めにハローワークに行った方が良い。

ちなみに、僕は、会社を辞めてから、だいぶしてからハローワークに行っている。
会社を辞めて3か月後ぐらい。
で、僕の場合は、別に、これでも問題はなかった。
あくまでも僕の場合だから。

ちなみに、会社を辞めてから、だいぶ時間が経ってからハローワークに行くと、職員から「その間、何をしていましたか?」と聞かれることがある。
ていうか、僕は、聞かれた。

それで、なぜ、僕が、すぐにハローワークに行かなかったのか。
ひと言で言うと、何もしたくなかっただけ。
だから、すぐに、ハローワークに行く気分にならなかった。
しかも、ちょうどその頃、子どもがよく体調を崩していた。
で、病院に連れていかないといけないし、一応、面倒を見ないといけなかった。
そーうーのもあって、ズルズルしている内に行くのが遅れてしまった。

次に、初めて、ハローワークに行く時にもっていくものについて。
それが、これ↓

・マイナンバーが分かるもの
・雇用保険被保険者離職票(会社からもらう)
・印鑑(シャチハタは不可)
・写真2枚(縦3cm、横2.5cm)
・運転免許証(身分が証明できるもの)
・本人名義の預金通帳(失業保険を振り込んでもらう口座)

一応書くと、時間帯は、いつ行ってもOK。
服装も自由。
あと、もし、忘れ物があったとしても問題はなし。
次回、雇用保険説明会の時に持ってくればOKとのこと。

ハローワークに着いたら、受付へと向かう。
「失業して初めてハローワークに来たんですが・・・」と言えば、後は、受付の人が適当に指示をしてくれるので、その指示通りに動くだけ。

ちなみに、上でも書いたけど、一番最初にすることは、求職申込書の作成となる。
詳しいことはネット上にも書いてあるので、そっちを見てください。
一応書くと、下記の項目について記入することになる。

・氏名、年齢、生年月日、住所、連絡先などの個人の基本的情報
・希望する仕事に関する事項(希望職種、希望年収、希望する雇用形態、希望する勤務時間)
・最終学歴や最終職歴(直近の職歴)
・保有資格
・経験した仕事
・以上の内容を求人企業に公開していいかどうかの有無

それで、記入が終わると、いったん待合所に戻される。
そして、しばらくすると名前が呼ばれるので、呼ばれたらその職員のところに行く。
そこで、さっき書いた求職申込書の内容をパソコンに登録するので、職員さんと一緒に確認する。
このあたりは、軽く雑談しながらの作業となる。

求職申込書の登録が終わると、再び、待合所に戻される。
そして、名前が呼ばれるのを待ちます。
すると、今度は、また別の職員から呼ばれるので、呼ばれたらその職員のところに行く。
で、ここが、今日一番の大事なところで、失業保険を受けるための最終チェックが行われる。

・持ってくるもので忘れ物がなかったか?
・登録内容に間違いはないか?
・離職理由に間違いはないか?
・不正受給についての簡単な説明

そして、最後に、以下の二つを渡される。

・雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり
・ハローワークカード

そして、「次回は、何月何日〇〇時に雇用保険説明会が開催されるので、必ず来てください。都合が悪くなった場合は、必ず事前に連絡してください」と言われて、初回のハローワークは終了。
トータル2時間程度。

今回はこの辺で。

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