方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


卵巣嚢腫(3回目)の手術日記②~手術当日

前回からの続きです。

それで、前回、ちょっと書き忘れたことがあった。
大した話じゃないけど。
それは、

「下剤」

すみません。
汚い話で。
どうも、手術前日から、お腹の中を空っぽにしておく必要があるらしい。

で、夕方と夜8時の2回、下剤を飲む。
しかも、夜8時に飲む下剤は、効き目ばっちりらしい。
飲んだら、秒の勢いでトイレに駆け込むことになる。
あくまでも、妻から聞いた話だけどね。

あと、手術前日は、落ち着かないらしい。
で、なかなか寝れない場合もあるんだとか。
初めての入院の時は、特にそうらしい。

【手術当日の午前中の状況】
さて、ここからは、手術当日の午前中の話。
11月10日。
妻の3回目の卵巣嚢腫の手術の日。

で、県外から妻の母も駆けつけてくる。
で、子どものことをお願いすると、僕も病院へと向かう。
到着予定時刻は8時30分。
で、時間通りに到着。

一応書くと、今日の予定は、次のとおり。

部屋を出る時刻 9時
手術開始時刻  9時半
手術終了時刻  11時

それで、妻が、昨日の晩、担当医が来てくれたという話をしてくれた。

この先生、このあたりでは、まーまー知られた先生。
このあたりで、日赤の○○先生と言えば「あー、あの先生ね」ってすぐに分かるレベル。
まーね、このへんなんて、産婦人科医が少ない。
だから、名前ぐらいなら聞いたことがあるっていう先生、けっこう多かったりもするけど。

それで、この担当医、妻の出産・手術をいつも担当している。
だから、いつも頼りにしている。
もーね、あの先生なら、間違いないと思っている。

で、少し妻と話していると、そこへ看護婦さん登場。
まー、今だと看護師さんか。
ごめんね。
何となく看護婦さんって言ってしまう。。。

看護婦さん、「今から、手術室へ向かいます」と優しく言う。

そして、ここで、最終チェックをする。

・体調の確認
・最後に飲食した時間の確認
・身に付けているものがないかの確認(指輪、化粧、マニキュア、入れ歯・・・)

僕は、看護婦さんから、「手術が終わるまで、ここで待つように」と言われた。
そして、看護婦さんは、妻と二人で歩いて手術室へと向かった。
で、その後、別の看護婦さんが来て、慌ててベットを出していた。
あれっ、前回の時は、ベットに載せた状態で運んでいなかった?
まー、別に、行きはどっちでもいいんだろうけど。。。

で、ここからは、手術室に入ってからの話。
当然、僕は入れないので、妻の話をもとに書きます。
まー、僕なんか、いまだかつて手術をしたことないし。

まず、手術台に寝かされる。
すると、色々とスタッフが来て、体のあちこちに器具を取り付けるそうです。
あの、ドラマでよく見る、血圧とか心拍数を測るやつとか。

次に、手術着について少し。
一見ちゃんとした服のように見えるけど、すぐに破れるような作りになっているんだとか。
で、実際、それを破るような感じで脱がされるようですが、一応、下半身にはタオルをかけてくれるんだとか。
ただ、手術中にタオルがあると邪魔じゃないのって思ったりするけど。。。

それから、手術室に入った時点では、担当医はいないんだとか。
いるのは、看護婦さんや麻酔科医。
まー、確かに、担当医が手術するから、最後に登場するので良いんだけど。
ただ、僕なんか、手術をしたことがないから、そんなことも知らなかった。


で、手術が始まると、麻酔科医が麻酔をかけてくれる。
このとき、麻酔科医が、ゆっくりと数字を数えていく。
1、2、3・・・という感じで。
それで、5ぐらいからは記憶がなくなる。

で、次に起きるのは、手術が終わってから。
手術が終わると、肩をゆすられたり、名前を呼ばれたりして、少しずつ目が覚めていく。
ただ、すぐには動けなくて、手術が終わった後、ある程度覚醒するまで待機をするらしい。

そんなわけで、手術中のことは、本当に何も知らないらしい。
例えば、仮に、手術室で、どんちゃん騒ぎをしたり、お祭り騒ぎをしたりしても、全く分からないそう。

そうなのか。
知らなかったよ。
まさか、ナースのお仕事みたいに、
「あーさーくーらー」
「せんぱーい」

みたいなことをやってんじゃないだろーなーって思ったりもしたけど、やるわけないか(笑)

すみません、テキトーなこと書いて。

それで、妻の手術中は、僕は、ずーっと病室で待っている。
正直、することがない。
まー、本でもあれば良いかもしれないけど、何もない。
で、仕方なく、昨日もらった資料を読んだりする。
あと、外を眺めたりとか。

それで、10時半頃。
隣の部屋が慌ただしくなってきた。
どうやら、お隣さんもこれから手術らしい。
で、聞くつもりはないけど、色々と話が聞こえてくる。

すると、「明日の昼には退院できるから」って言う声が聞こえてきた。
で、僕は、驚いた。
「手術した翌日には、もう退院か?」
僕の勝手なイメージだけど、手術をすれば、1週間ぐらいは入院するものと思っていたのね。
いや、まー、そこまでの手術ではなかっただけかもしれないけど。

途中ですが、今回はこの辺で。

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