方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


ホンマでっかな心理学③

今回も、ホンマでっかTVで紹介された、ホンマでっかな心理学について紹介したいと思います。
ちなみに、ホンマでっかシリーズの最終回。
今回は、「小悪魔から盗む、男の心をつかむ決めゼリフ」として、心理学的に男性の心に突き刺さるフレーズのベスト5を見ていきたいと思います。

●第5位「どうして○○なの?」

例:「どうしてそんなに優しいの?」

最初に断っておくけど、僕は、こんなセリフ言われたことない。
僕以外の男性は、こういう台詞を言われたことがあるのか?

これ、男性の「原因追及欲求」をくすぐるセリフなんだとか。
それで、男性は、女性よりも論理的に物事を捉える傾向が強いため、このセリフを言われると、

「なぜ、セリフを言ったのか原因を考える」
  ↓
「考えている内に相手のことが気になる」
  ↓
「いつの間にか相手を好きになってしまう」


という流れになるんでしょう。
多分だけど。。。

●第4位「あなたが○○って言うなら、いいよ」

例:「あなたがキスしたいって言うなら、いいよ」

これも、僕は、言われたことはない。

これ、男性の自分で決めたい欲求をくすぐっていて、これを「自己定義欲求」と言うんだそう。
それで、男性が決めたような言い方をするのがポイントなんだとか。
まー、僕からすると、「だからどうした?」ってなるけど。。。

ちなみに、この自己定義欲求は、世界的に、男性の方が女性よりも強い傾向があるらしい。
例えば、女性は占いを好むけど、これ、世界的に共通らしい。
それで、これなんかも、女性は他人に定義されたいという心理が働いているんだとか。

逆に、男性の場合。
男性は、自分のことは自分で決めるという心理が働きやすいらしい。
そして、他人から決められることに反発を感じてしまう。
だから、男性は、女性ほど占いを好まないらしいのね。

特に、この自己定義欲求について男女間の差が出るのが、お店の好みだそうで、

女性の場合:口コミやトレンドの店を好む。
男性の場合:自分が発掘した穴場の店、行きつけの店を好む。

という違いがあるらしい。
個人的には、とても納得でした。

●第3位「何で○○って分かったの?」

例:「何でこれが好きって分かったの?」

これは、男性が普遍的に持っていると言われている、「言わなくても分かり合いたい欲求」をくすぐっているんだとか。
それで、これを、「以心伝心欲求」と言うらしい。

植木先生によると、女性は親しさが増すと会話量も増えるらしい。
しかし、男性の場合は、親しさが増すと会話量は減るんだとか。
つまり、男性は、言わなくても分かり合いたいという気持ちが強いそう。
確かに、我が家でも、妻はよくしゃべるけど、僕は、そんなにしゃべらない。
で、僕もね、「言わなくても、分かってくれ」と思うことがある。

で、話を戻して、以心伝心のフレーズとして「何で○○って分かったの?」と言えば、男性の心はくすぐられるんだとか。
ただ、個人的には、あまりピンとこなかったけど。。。
まー、言われたこともないけど(涙)

ただ、この話を聞いて思ったことがあった。
それは、日本という国は、お察しの文化なのね。
それで、これが上手でないと世渡りができないのね。

例えば、何かお願いをした場合に、相手が「まー、考えとくわ」と言っても、同時に頭を掻いていたら、それは「ちょっと無理」というサインが出ているわけね。
それを、察しないといけないわけ。
それで、この「以心伝心欲求」というのは、特に日本人にはよくあてはまるんじゃないかと思ったけど。
違うかもしれないけど。。。

●第2位「もしも、私と○○したら・・・」

例:「もしも、私と○○君が付き合ったら、みんなビックリするかな?」

これは、男性の想像を膨らませたい欲求をくすぐっているんだとか。
あー、僕もくすぐられたいわー。

これを「理想優位性が高い」と言うんだそう。
それで、男性には、現実的なことよりも想像を膨らませたいという気持ちが強くて、これを刺激することで男性が喜ぶんだとか。
一応書くと、良い想像が膨らむ言葉じゃないとダメで、悪い想像が膨らむ言葉は逆効果らしい。
当たり前だけど。。。

あと、例えば、もしも、私と○○したら・・・」を「もしも、私と結婚したら・・・」とした場合。
このフレーズには、「私」しか登場していない。
で、できれば、想像の中に男性が登場するのがポイントなんだとか。

例えば・・・

悪い例:もしも、私と結婚したら・・・
良い例:もしも、私が指輪をしてたら、あなたと結婚してると思われちゃうかな!?

と言うように、想像に男性を巻き込んで共有感をもたせるのがポイントなんだとか。

また、飲み会とかの場合。
「もしも、この後、抜け出すとしたらどうする?」なんて言うのも有効なんだとか。

まー、僕は、こんなこと言われたことは一回もないけどね。
なんか、さっきから例えが悪いなー。
ていうか、女の子はみんなこんなこと考えているんですか?

●第1位 「こんなに○○したの、初めて」

例:「私、初対面の人、苦手なんですけど、こんなに初対面で話したの初めてです。」

これ、男心をくすぐる絶対的フレーズなんだとか。
心理学的には、男性の「孤立嗜好性」をついたフレーズなんだそう。
「孤立嗜好性」と言われてもよく分からないけど、男性のナンバー1になりたい欲求を指すらしい。

どうやら、男性というのは、集団と比べて自分が何番かという評価に興味を持つ傾向が強いらしい。
例えば、小学生に算数のテストをする。
そして、男の子と女の子で同じように計算ミスの指摘をする。
すると、女の子はやる気をなくすらしいけど、男の子は逆にやる気が上がるらしい。
これなんかも、孤立嗜好性で説明がされるようで、男の子の場合は女の子と比べて、人より点数が低いと負けまいとしてやる気が上がるんだとか。

また、男性の場合、自分の彼女が過去に付き合っていた元カレを気にすることがあるらしい。
僕は気にしたことないけど。
これなんかも過去の元カレに負けたくないという心理が働くからなんだとか。

最後に、一つ言いたいのは、「こんなに○○したの、初めて」というセリフ。
僕は、言われたこと、一回もないっていうこと。
むしろ、白々しいとさえ思ってしまうけど(笑)
結局、全て例えが悪いなー。

今回はこの辺で。

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