方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


コンパニオンのアルバイト②

前回からの続き。

●コンパニオンをしていることがばれないかどうか。
例えば、アルバイトでコンパニオンをしている場合、ばれたくないという人もいると思うのね。
あるいは、副業でコンパニオンをしていてばれたくないというという人も一定数はいると思う。
やはり、世間的には、コンパニオンのイメージが悪いというのがあるのかもしれない。

で、コンパニオンをしていることが第三者にばれるかどうかだけど、基本的にはれないと思っている。
少なくとも、僕の周囲で、コンパニオンのアルバイトをしていて、周囲にばれたという人はいない。
もちろん、僕の周囲でコンパニオンのアルバイトをしていた人間が多いってわけもないけど。。。
このあたり、どういうカラクリがあるのかは僕にも分からないけど、基本的にはれない。
もちろん、何のカラクリもないかもしれないけど。

最近だと、マイナンバー制度で、副業をすればバレるという人もいるけど、マイナンバー制度が直接の原因となって副業がばれることはないと思っている。
もし、ばれた場合は、マイナンバー制度があろうがなかろうがばれたというだけ。

僕も、確認したわけではないけど、コンパニオン会社だって、アルバイトできている女の子たちが第三者に知られるようなことはしないと思っている。
もし、第三者にばれて、女の子たちがアルバイトを辞めることになれば、コンパニオン会社だって困るのだ。
つまり、コンパニオン会社と女の子たちの関係は、持ちつ持たれつの関係。
だから、ふつーに考えると、コンパニオンをしている事実がばれるということはないと思っている。
その場合は、もっと別の何か決定的なことが原因でばれたと考えるべきだろうか。

それで、絶対にばれないのかと言うと、そうとも断定できない。
コンパニオンだけじゃないけど、副業がばれるパターンとしては、次のようなものがある。

・目撃される。
昔からよくあるパターン。
最初は一人の人に見られるだけが、その人が別の人に「どうも○○さんぽかった」と話す。
で、話が広まって、最終的には、その話を聞いた複数人によって目撃をされてしまい、完全にばれるというパターン。

・自分でSNSに投稿する。
最近、ブームとなったパターン。
悪いことや、ばれたら困ることを自分からSNSにアップしてばれる。
しかも、完全な証拠が残ってしまうので言い逃れができない。

・生活リズムの崩れを指摘される。
例えば、バイトの日の翌日の午前中は「ぼーっと生きてるんじゃねーよ」と言われるぐらい、ぼーっとしているとか。
あるいは、近所の人に、深夜に帰ってくることを感ずかれるとか。
急に服装や化粧が派手になるとか。
その辺を追及されて、自白してしまうパターン。

・住民税でばれる。
5月あたりに、住民税の決定を知らせる紙(住民税決定通知書)を会社からもらうのね。
それで、これで副業がばれるというパターンはよく聞く。
会社が持っている従業員のデータ(収入関係)とこの紙を照合して、矛盾があれば、そこから足がつくことはあるだろう。
但し、副業をしていてもばれない場合も、確かにある。

いずれにしても、自分からばらしてしまっているケースがほとんど。

●時給・手当など
時給については、地方だと2千円から3千円の範囲だと思う。
このあたりは、都会と地方でも違うだろうし、派遣される場所にもよると思う。
絶対とは言えないけど、近場よりも遠方の仕事の方が、相対的に時給は高くなる傾向はあるはず。
ちなみに、昇給があるところもあるらしい。

諸手当については、コンパニオン会社によってまちまちではないかと思う。
僕が知っている範囲だと、リーダー手当と車だし手当があるところがある。
リーダー手当とは、その宴会で責任者的な役割を担当した場合に支給される手当で、基本的にベテランがする。
車出し手当は、現地に行く際の移動手段として、自分の車を出した場合に支給される手当のこと。
みんなを途中で拾ったり、みんなを送ったり、送迎に対する手当としての意味あいが強いか。

それで、この辺よく分からないけど、一般企業に比べてコンパニオン会社の給料明細書は、間違っている場合が多いように思っている(感じている)。
おそらく、きちんと専属の事務担当者がいないとかで、記録の取り方が適当な場合が多いのかもしれない。
(誰がどこで何時間したかとか、車だしをしたかしなかったとか、きちんと記録をしていない場合が多いような。。。)
あと、時給・手当とは違うけど、罰金制度があるところが多いので、その辺の確認も大事だと思う。

●安全な会社かどうかの確認
どこの会社でも言えるかもしれないけど、その会社が安全かどうかを確認する術はない。
ただ、コンパニオンとして働く場合、安全かどうかはとても気になるところ。
それで、本当にあえてだけど、安全な会社かどうかを確認するとしたら、次の点だと思う。

・ホームページの確認
応募しようとするコンパニオン会社のホームページぐらいは、確認した方が良いと思う。
ホームページがないとしてもブログあるなら、そのブログを確認するとか。
これを見るだけでも、見ないのと比べたら安心が違うと思うのね。
もし、口コミが確認できるなら、それも確認してみるとかね。

・日本バンケット事業協同組合加盟に加入しているかどうか
一応だけど、コンパニオンなどが加盟する団体に「日本バンケット事業協同組合加盟」というのがあるのね。
絶対とは言えないけど、これに加入しているなら、安心材料の一つにはなるかなと。
ならないかもしれないけど。。。

・労働者派遣事業の許可を取っているかどうか
これもね、あるに越したことはないというぐらいか。
コンパニオン会社だからといって、絶対に必要となる許可ではないけど、あった方が安心材料の一つにはなるかなと。
業務内容によっては許可が必須となるけど、少なくとも、行政のお墨付きをがあるという点で安心感が違うかなと。

●お酒は飲めた方が良いのか
お酒については、飲めても飲めなくてもどちらでもいいかと。
但し、お酒が弱い人は、絶対に飲まない方が良いと思う。
「少しだけなら」と言って飲むのもダメ。
お客さんから、お酒を勧められる場合もあるらしいけど、この仕事で完全に酔いつぶれてしまうのはNGらしい。

●自分で用意するもの
会社にもよると思うけど、次のものは自分で用意するようです。

・靴(ハイヒール)
・ストッキング
・時計(特にリーダーは忘れてはダメ)

●変なお客さんはいるのか
例えば、パーティーとかだと変なお客さんは、ほとんどいないと思う。
しかし、少人数の宴会だと、変なお客さんは一定数いると思う。
変といっても色々あるんだけど、最終的に「こっちは金だしとんじゃー」と言って、何かしてくるパターン。
まー、ある程度は覚悟しないといけないかもしれないよね。

●服装について
服装については、会社でいくつか用意されているはず。
例えば、パーティードレス、チャイナドレスは、どこの会社でも用意していると思う。
(ホームページで、うちはこんな服装ですっ紹介してあるところもある。)
ただ、この服装というか衣装だけど、サイズが小さめらしいのね。
なので、ちょっと体系的にぽっちゃりだと、まーまーきついこともあるんだとか。
あと、酔っ払ったお客さんから、その見た目を突っ込まれることもあるらしい。

●化粧について
化粧は、会社、あるいはリーダーあたりから、説明・指導があるらしい。
基本的には、やはり濃くなる傾向がある。
で、髪型なんかも説明が難しいけど、上に一つでまとめた感じの髪型が多いように思う。
少なくとも、パーティーの場合は、この手の髪型多いと思う。
会社にもよるかもしれないけど。。。

●その他
正座をすることが多くて、ひざだこができることもあるらしい。
どうでもいい話だけど。。。

今回はこの辺で。

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