方丈記に、似た運命

― 懐かしい古典が、今、蘇る ―


会社を辞めてからの生活

今回は、会社を辞めてからの生活。
まーね、正直、つらいよね。
辞めた人にしか分からないだろうけど。
心が落ち着かないし、惨めだし、情けないし、まー、人それぞれだけど。。。

そもそもね、働いていた時もつらかった。
で、辞めたら少しは楽になるかと思った。
でも、辞めてもつらいのは同じ。

それで、僕もね、こんな自分の話でも、誰かの役に立つのならと思って書いているのね。
まー、恥ずかしながら、だけど。。。
いい歳した男がさ、働きもせずに、こんなこと書いているんだから。

ごめんなさい、独り言。
とても分かりやすい独り言。
恥ずかしいなら最初っから書くなってだけ。
で、結局、書くんだけど(笑)

今回は、僕の例を参考にして、以下の3つのポイントから書いてみたいと思います。

①一日の生活スタイルについて
②ハローワークとの付き合い方
③辛いこと

①一日の生活スタイルについて
会社を辞めると、会社に行っていた時間が、そっくりそのまま空く。
で、会社を辞めて一週間ぐらいは、のんびりしていた。
でも、生活リズムを崩すのも、あまり良いことではない。
それで、一応だけど、僕も、ちゃんとした生活をするようにしている。
ざっくりだけど、こんな感じ。

07時      起床
07時~09時  朝食、子どもの保育園の準備、子供と妻の送迎
09時~10時  部屋の掃除
10時~11時  買い物、用事、その他・・・
11時~12時  昼食、休憩
12時~16時  自由時間(パート、勉強、その他)
16時~     子どもと妻の送迎
17時~18時  夕食
18時~19時  お風呂、その他
19時~24時  自由時間(子どもと遊んだり、勉強したり、将来を考えたりとか。)
24時      就寝

で、どういう生活をするのかって、独身だとか、子どもがいるとか、そういうのでも変わってくる。
で、僕の場合だと、一応、家のことは全部しているし、子育てもしている。
だから、会社員時代と比べると、確かに時間はある。
でも、子どもがいるから、思ったほど自分が使える時間はない。

②ハローワークとの付き合い方
会社を辞めると、嫌でもハローワークとのお付き合いが始まる。
ハローワーク。
まさか、僕も通うことになるとは。。。
ただね、意外と思うかもしれないけど、ハローワークってまーまー人が多い。
それだけ、僕と同じ時期に、同じ地域で会社を辞めた人が多いってこと。
それで、「なんだ、自分だけじゃないのか」って、ちょっと安心したりもする。

それで、ハローワークについては、また別のところで書こうと思っているけど、ここでは、ハローワークの最初の流れを平たく書いてみた。

退職後は、できるだけ早めにハローワークに行く。(一回目)
一応、流れ作業的に手続きが行われる。
そして、次回は雇用保険説明会になるので、必ず出席してくださいと言われる。
      ↓
雇用保険説明会に出席する。(二回目)
失業保険をもらう上での注意事項について職員から説明を受けたり、あとDVDなどを見たりする。
次回以降は失業認定日に、必ずハローワークに来て失業の認定を受けてくださいと言われる。
      ↓
失業認定日のつど、ハローワークに行く。(三回目以降)
失業認定日は28日ごとにある。
ということは、28日ごとにハローワークに行くことになる。
ただ、実際は、求職活動の実績を作るために、途中で最低一回は、ハローワークに行くことになる。

つまり、

・28日おきに失業の認定を受けるためにハローワークに行く。
・失業の認定を受ける日の前日まで(27日間の間)に最低一回は、求職活動の実績を作るためにハローワークに行く。

ことになる。
だから、28日間に2回、ハローワークに行くのが通常のパターンになる。
そして、これが再就職するまでか、所定給付日数がなくなるまで続く。

③つらいこと
会社を辞めると、多かれ少なかれ、つらい生活となる。
会社を辞めた最初の一週間ぐらいは楽なんだけど、それも長くは続かない。
僕の場合だと、


・会社を辞めたけど、自分は何かを見つけただろうか?
・働くとはどういうことだろうか?
・人生ってなんだろうか?
・自分の何がダメなのか?

こんなことばかりを思っている。
それで、こーゆーのって、正直、答えが見つかるはずはない。
しかし、それでも、考えずにはいられなくなる。

僕は、昼間、外に出ることを避けている。
人に会うのが嫌だから。
いい歳した男が、昼間からスーパーで買い物をしたり、近所を歩いていたら、ふつーに恥ずかしい。
逆に、周囲からも「あの人、働いていないのかしら?」なんて思われるのも嫌なわけ。

僕は、当時、僕は、とにかく今の自分を変えてくれるような本を読み漁っていた。
その中に、方丈記があった。
そして、繰り返し繰り返し読んだ。
で、正直、この方丈記には救われた。
今でも、読んでいる。

僕は、鴨長明というのは、えらーいお坊さんだと思っていた。
でも、全然違っていた。
鴨長明も、ずーっと人生に悩んでいた。
知らなかった。

何だろう。
名門社家の御曹司として生まれ、和歌や音楽の才能にも優れ、ものづくりもうまかった。
にもかかわらず、仕事もせずに、ニートの引きこもり。
人付き合いも苦手だった。
うーん、とても親近感がわく。

ただ、こういう本を読んで慰められる一方で、自分が情けないとか、空しいとか、どこか霧に迷い込んでそのまま消えてしまいたいと思うこともある。
人生なんて、一歩階段を踏み外すとこんなもの。
すみません。
独り言です。
気にしないでください(笑)

とにかく、会社を辞めると、メンタルの部分ではだいぶつらくなる。
まー、会社を辞める前からも、だいぶつらかったりするけど。
でも、結論としては、つらかったらつらいままで、そのままで生活をしていくしかないらしい。

今回はこの辺で。

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